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KAIROS

GERNOT LINDNER

ゲルノット・リンドナーは、日本でもファンが多い「ルノア」の創業者。博物館ですら一目置く、生粋のヴィンテージ眼鏡コレクターでもあります。特権階級しか所有できなかった高価なクラシック眼鏡には、高度な職人技による “味” があります。リンドナーは長年、そのエッセンスを自身がデザインする眼鏡に注入してきました。眼鏡愛が深いからこそ、実用の道具として機能させることにもこだわってきました。
新たにスタートさせた「ゲルノット・リンドナー」最大の特長は、スターリングシルバー(銀の含有率が92.5%の金属)のフレームが使われていること。一般の眼鏡とは一線を画す風格があり、大人の愛用品にふさわしい仕上がりです。シルバーのフレーム自体は既に世に存在しますが、それらはリンドナーを満足させるクオリティではありませんでした。ドイツの熟練マイスターと研究・開発し、機械の開発から行いました。費やした期間は3年。世の常識を覆す高い技術力と、リンドナーの深い眼鏡愛が生み出した究極の理想形です。