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KAIROS

Oliver Goldsmith

1926年初代オリバーゴールドスミス(フィリップ)が鼈甲フレームでの展開をスタートさせ、1935年二代目オリバーゴールドスミス(チャールズ)がビジネスに加わりました。1935年~45年第二次大戦中はイギリス軍に眼鏡を供給していました。 1950年代に入り、二代目チャールズは世界各国でファッション流行の気運が高まる中、センセーショナルなサングラスを発売しました。そのデザインとカラーリングは突出しており、ヨーロッパで一代ブームを作り上げました。オリバーゴールドスミスはヨーロッパにおけるサングラスの代名詞と言われています。
1960年三代目オリバーゴールドスミス(アンドリュー)と弟のレイ(クレアの父親)がビジネスに加わりました。クラシックブームの中、決してベーシックでスタンダードなものではなく、当時一番最先端でエッジが効いたブランドであるという事です。 ただ単にクラシックな売れ筋ラインという事でなく、よりデザイン性を追求したハイファッションなブランドです。
シンプルながらも極めて大胆な手法でデザインされたプロダクトたちには他のブランドを圧倒するスタイルを感じる事が出来るでしょう。
そのほかにも、10Kのシンプルなカシメ鋲、心金までゴールドで仕上げたメッキ、クラフト的に仕上げられたテンプルに押された刻印達、このような細部まで行き届いたディレクションにも目を見張るものがあります。