個人差はありますが、40代を過ぎたあたりから老眼かも?!と思いはじめます。
「いやいや、気のせい気のせい...まだ大丈夫。大丈夫......。」
老眼とは、モノを見るときにピントを合わせる目の調節機能の衰えが原因で起こります。つまり、レンズの役目をしている「水晶体」が硬くなり、弾性力が低下して、近くを見るときに必要な“調節”ができなくなる状態をいいます。
実は、エイジングに伴う水晶体の老化は15歳頃から始まっているのですが、一般的に40歳を過ぎる頃からピントが合わせにくくなるという自覚症状が現れて「老眼」に気付くというわけです。
目の機能で、レンズのはたらきをするのが「水晶体」。近くを見たり遠くを見たりする際には、水晶体の周りにある「毛様体筋」のはたらきで、水晶体を厚くしたり薄くしたりして光の屈折を変えてピント合わせを調節しています。
図のように、近くを見る際には毛様体筋が収縮し、水晶体が厚くなってピントを合わせようとします。つまり、年齢を重ねることによって、水晶体の弾性力が失われて硬くなったり、毛様体筋の動きが低下することで充分な調節ができなくなる状態が「老眼」なのです。
かく言う私も、42歳ごろから見にくさに気づき、「ついに、来たか?!」と思いましたが、皆さんと違うところは、これで遠近両用を掛けてお客様に実体験をお話しできると喜んだ点です。
朝起きてすぐと夕方4時~5時以降になると極端に見にくく、ぼやけと言うかにじんで見える現象が実体験できました。早速、遠近両用を作製すると快適に見えるようになりました。
私は、眼鏡屋なのですが、遠方度数がそんなに強くないので、部屋の中では眼鏡がいらないくらいだったのですが、とにかく眼鏡が離せなくなる生活となり、寝る前まで眼鏡かけてます。
老眼鏡をかけると老眼が進む?!
というのは迷信でして、老眼鏡を使っても、使わなくても目の機能の老化は誰でも60~65歳頃までは進行します。老眼鏡をかけると無理をしなくても見えるようになるため、老眼鏡を外したときの見えにくい状態がいっそう気になるだけなのです。
むしろ、老眼鏡を使わずに見えにくい状態を我慢していると目の疲労がどんどんたまってくることになって、こちらのほうが問題になることもあるのです。
我慢せずにぜひ楽しく眼鏡を掛けて眼鏡ライフを楽しんでいただけるよう私たちがサポートさせて頂きます。